タニアのドイツ式キッチン
一冊で二度美味しい、『タニアのドイツ式キッチン』。どうゆうことかと言いますと、一冊で、料理と、キッチンインテリアを楽しめてしまうのです。
しかし料理と言っても、パスタだの肉料理だの、ではありません。天然酵母のパン!そして、果物を使った保存食、というように、質素だけれどあたたかいドイツの食卓を思わせるものたち。
さて、お待ち兼ねのキッチンインテリア。例えばパリのキッチンを紹介している本を見ると、どのお宅もカラフルで、「こうゆうのがパリらしさか。」とうなずきたくなりますが、ドイツのキッチンは、そこに住む人によって、全く異なる仕上がりになっているのが面白い。
「あー。このスッキリした感じは日本のキッチンぽいなぁ。」というものや、最新家電がそろったオールステンレスのキッチンといった、わりと日本人にもすんなりと受け入れられそうなキッチンがあれば、一方で、扉の色が青、赤、黄などと、とてもカラフルに塗られたキッチンや、黄色をアクセントにしたキッチンと、そのキッチンスタイルはさまざまなのです。
なかでも、キッチンの壁を青空にした、バベット・フィンケさんとゼバスティアン・ホルトマンさんのキッチンの可愛らしさは、ヨーロッパの映画を見ているよう。なんと言っても、白い水玉模様の真っ赤なワンピースを着ていますからね、バベッド・フィンケさん。彼女が青空の壁と一体となって、とても画になっているのです。
そして、床は白とブルー。おばあさんが使っていたという水色のホーロー鍋も可愛らしい。1950年代のアンティークのコーヒーミルは赤が映える代物。テーブルコーディネートはと言えば、刺繍がほどこされたクロスの上には、水色やライトグリーンのコーヒーカップ。いやはやウットリため息です。
タニアのドイツ式キッチン
門倉 多仁亜/ソフトバンククリエイティブ/2008-08-29
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