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第18回 アメリカ買い付け日記~後編~

実は今回のオハイオ州買い付けで絶対行ってみたかった場所があったんです。

オハイオ州のランカスターでピンときた方もいらっしゃるかと思いますが、Fire-Kingでお馴染みのアンカーホッキング社がランカスターにあるんです。

その日はアンカーホッキング社に行くんだと心に決めていたので、買い付けも夕方頃に終えて、そのまま自動車でランカスターまで向かいました。

Fire-Kingはアンカーホッキング社が1976年まで製造していた食器のブランドで製造が中止された現在でもコレクターだけではなく多くの人々に愛され続けています。

お店でもFire-Kingを扱っていますので、1度この目でどんな所にあるどんな会社なのか見てみたかったんです。

田舎にある会社で途中何度も道に迷いながら向かったアンカーホッキング。。

Fire-Kingのファンはたくさんいるから会社の前あたりにお店なんかあって、そこだけで販売されているFire-Kingのロゴなんかが入った商品でもあればなぁ。。

そんな期待はすぐに打ち砕かれました。。
周りは閑散としていていきなり工場がドーンと現れた感じでした。
もちろんグッズなんかが売っているお店も会社の前にありません。。
でもそれだから良いのかもな。。
うんうん。。

これで観光地みたいになっていたらちょっとガッカリするもんな。。

などと勝手に自分で納得して、硬派なアンカーホッキングに惚れ直し写真撮影。。
当然中には入れません。。何とか忍び込めないものかと考えましたが、そのそびえ立つ外壁を前にあえなく断念しました。
忍び込めても摘み出されるのがオチですが。。
でも観てきましたよ。。アンカーホッキング社。。外観だけだけど。。
中がどうなっているのかは得意の妄想で楽しむ事にしました。

もう1つ行ってみたかった場所がありました。アーミッシュの村です。

オハイオ州にはアーミッシュの人々が住む村があります。
アーミッシュの事はインターネットなどでも調べる事が出来ますが、以前、父に話しを聞いて以来、どんな人々なのか興味がありました。

アーミッシュの人々の実際の生活の事は僕にはわからないので説明出来ません。。
なので7月4日の独立記念日にアーミッシュの村へ行った時に自分の目で見て感じた事だけ書きます。

アーミッシュの人々は電気や電話や自動車を使わない生活をしているみたいなのですが、僕が見たアーミッシュの人々も馬車や自転車に乗っていました。

アーミッシュではない人たちの乗る自動車が馬車をかわして追い越したりしていました。
プロパンガスは使用しても良いらしいく、たまたまやっていた馬などのオークション会場でプレツェルを焼いていました。

服装はみんな一緒で、僕が見たのは夏服だったのか男性はインディゴ色や黒のデニム生地のズボンで同じ素材のサスペンダーがついてたりついてなかったりでした。(このズボンがカッコ良かった!)
あまりにもカッコ良かったので、アーミッシュの男性に勇気を出してその服を僕が買うことが出来る所はありますか?みたいな事を訊いてみたところ、

「私達の服は自分達自身でで作ってます。」と言ってました。

今考えると失礼な質問だったかも。。ごめんなさい。。

女性は白い帽子のような物をかぶり単色の服を着ていました。
文明の利器だらけのアメリカにいながら、あえてその世界から離れて自給自足の生活をする人たち。

基本的に全てDIYなんですね。すげぇ。。

「おっ、新しい携帯が出たんだ。」とか言ってる自分とは全く違う世界で生きる人々。
アーミッシュの事もっと知りたくなりました。

別の日の移動中、アーミッシュの村とは知らずにたまたま走った一本道、思わず車を止めて外に出ずにはいられない景色を見ました。
自動車が全く走っていない道から見えたのは緑の野原ととうもろこし畑、遠くに牛や馬を放牧している一軒の家、広すぎる空に浮かぶ雲、その雲の間から夕日が地上に斜めにさしていて、聞こえる音は風に吹かれて揺れる葉っぱの音だけ。。

たぶん一生忘れません。。

買い付け日記と言うより旅行日記になってしまいましたが、買い付けもちゃんとしてきました。
荷物も届いて開梱、検品、クリーニングなんかしながらお店に並べ始めてます。

アメリカで見つけた商品たちの事もまた書きますね。

次回は今回の買い付けでのハンバーガー日記を書きたいと思います。

佐藤 弘二
佐藤 弘二
cotie enjoy!!collectibles

1974年東京都まれ/O型
2005年11月、高円寺ルック商店街に1960年代~70年代のアメリカンヴィンテージ雑貨からUSED家具、ヨーロッパ、日本ものまでミックスされた雑貨店cotie を開店。
自身の一目惚れ的セレクトでセレクトした雑貨店を経営して早や三年USED、新品問わず一目惚れアイテム探しに夢中の日々。。
cotielog


2009年7月23日掲載
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