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ショコラの見た世界

ショコラの見た世界"
ショコラの見た世界

出演:竹内結子, 大塚ちひろ, 和田聰宏, 藤本七海
監督:行定勲

50分足らずととても短く、映画というよりはプロモーションビデオのような、ミュートで流しておきたいような。一度楽しんだあとは、静かにそっと、そこに当たり前のように流しておきたい、そんな映画。

スーツケースや赤いドットの傘、まくら、照明などいちいち可愛いテンコの部屋。テンコは、典子と書いてのりこちゃん。

そして、テンコの姉ショコラは、初子と書いてはつこちゃん。そしてもう一人、ショコラの恋人だった人、ジダン。ジダンは治男と書く。治男と書いてなんて読むんだったかな…。

ショコラがなくなって7年後、テンコとジダンは偶然の再会を果たします。それはとても強い雨の降る日。雨宿りにお茶でもしようとカフェにはいり、そこで、テンコが昔、姉のショコラから聞かされていた不思議な話がおとぎ話ではないことを知ります。

”雨宿りにはいったカフェ”

窓の外に雨が降るのが見える。雨が降るのを眺めながら、こんなカフェで静かにコーヒーを飲みたい…と妄想してしまいたくなる、雰囲気のあるカフェ。

テンコの部屋はたしかに憧れるけれど、映画の世界でしかなかなか実現しなさそう。一方、雨宿りに入ったカフェは、一目見て「可愛い~。」と心の中でつぶやきながらも、おそらくどこかにこんなカフェあるよね、と思わせるカフェ。

しかし、照明のひとつひとつや、テーブルのこじんまりとした感じ、シンプルなのにグッとくる椅子、壁に飾られている雑貨たちや、テーブルの上の花、そして、白い窓枠など、やっぱりいたるところが可愛らしくって、憂鬱な雨さえ、ムードがあっていいと思える。

テンコの部屋、雨宿りのカフェ、そしてショコラのかわいい服。そんなことに注目していたら、あっという間にクライマックスを迎えてしまった。

2008年11月20日掲載
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