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フォーチュン・クッキー

フォーチュン・クッキー フォーチュン・クッキー

メアリー・ロジャース
ヘザー・ハッチ
レスリー・ディクソン

一言で言えば、母と娘の身体が入れ替わるコメディー映画。単純だなと思いつつも見てみると、これがなかなか面白く、ストーリー性もある。子供はよく、「親は、子供の気持ちがわからないんだ」と思う。その反対に、親は、子供のためと、なすことにあれやこれやと口出し、反対したがる。そんな親子が、身体が入れ替わることで、これまで知りえなかった世界を知り、お互いを理解する。

精神科医の母親は再婚間近。よくある話だが、新しい父親をあまり歓迎していない娘。その娘はと言うと、生意気な弟とケンカの日々。そして、ロック好きで、学校には好きな男の子がいる。母親は、ロックに否定的であり、男女交際も認めない。そんな二人はある日、フォーチューンクッキーというクッキーを口にしてしまった。そして、翌朝、身体が入れ替わってしまったのだった。

入れ替わることで、母親の身体となった娘は、弟の本心を知り、母親の再婚相手の気持ちを知る。反対に、娘の身体となった母は、ロックに理解を示し始める。そして・・・身体が元に戻る条件は・・・。

ストーリーもさることながら、ライブシーンでのギターやロックに興奮したり、インテリアが興味深かったりと、細部がイケている。娘の部屋は、今時の10代の女の子らしく、とても散らかっている。しかし、白い乙女ちっくなチェストやデスクは、とても可愛いのだ。また、注目はガラスの花瓶と花の相性。ダイニングテーブルに飾られているのは、ガラスの花瓶に黄色い花。そして、精神科医の母の仕事場に飾られているのは、ガラスの花瓶にピンク色の花。どちらも一見単純な生け方なのだが、とても愛らしく華やかな生け方で、これはぜひ真似したいところ。

2007年4月12日掲載
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